NSXオーナーズデイ2025(その1)

第3回目の開催となる「NSXオーナーズデイ2025」は、9月7日(日)にこれまでと同じ鈴鹿サーキット交通教育センターを中心に117名のオーナーとNSX、46名の同伴者と出展社、ホンダ関係者など全体で200名を超える参加者を迎えての開催となりました。前日土曜日のパーティーにも120名が参加し、再会を喜びあう姿があちこちのテーブルで見られました。パーティーに先立つ会場設営ではスタッフはもちろんボランティアの協力も得て、例年よりスムーズに進んでいる印象を持ちました。駐車位置のマーキング作業なども台数が増えたため例年と配置が異なり、暑い中での作業は大変だったと思います。ありがとうございました。ただ運営側としては反省・改善すべき点が多くありましたが、この件については最終回で触れることとします。

右側は参加車両の中で最も初期の生産車両(シャシーナンバーは1000100より若い!!!)、1990年9月14日登録

記念にするにはちょっと中途半端でしたが、今年はNSXが誕生して35年を迎える年の開催でした。終わってみると、やはり我々スタッフも参加された皆さんも記念すべき年との意識は少なからずあったようです。会場でも触れましたが、今回の参加車両の約9割がNA1、しかも半数が100系の車両であったことは驚きでした。こうした初期の車両が今なお走り続けていることはNSXが高耐久性の車であること、オーナーの皆さんが大切に乗り続けていることで得られたものと思っています。6月に発表された「純正互換部品」の供給と来年からスタートする予定の「レストアプログラム」には35年を迎え新たなステージに向かうにあたって、その期待が高まるばかりです。

30年もの長きに渡り開催され2022年の幕を下ろした「NSXフィエスタ」と、それに続きスタートした「NSXオーナーズデイ」に参集した皆さんの想い。これからもこの車を楽しみ、仲間と語る場としての今後の在り方を考えさせられる年の開催になったようにも思いました。以下、今年のオーナーズデイの内容を振り返ってみようと思います。

その2 →

投稿者: 管理者

1993年からクーペ、2000年から92R

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